うつと大学院生の日々のこと

大学院生です。最近うつになったみたい。整理と備忘録として書いてます。

秘密の花園


ここしばらくは本を読むのが辛い。集中力が続かない。ならば趣味の本を、と思っても、そもそも読む意欲が湧かない。



趣味やしていて楽しいことがわからない。比較的好きだった映画もあまり楽しめなくなっている。親につられて見てみても、前では感じなかったレベルの疲れを感じて、それからなんとなく苦手意識みたいなものがある。



今日はずっと体調が悪い。昨日のことを思い出して、今更後悔したり、不安になったりした。先生は裏で面倒くさい学生を持った、とか、症状を大袈裟に言い過ぎだ、とか話してるかもしれない。内心私のことを軽蔑してるかもしれない。考えたくなくても、そういう卑屈な考えが頭の中から出て行ってくれなくて、息苦しくて、気持ち悪い。



自分でもそんなに他人のことを気にして馬鹿だなあと思うし、被害妄想が過ぎるとも思う。



そう。被害妄想がひどい。他人の言葉に傷つきやすくなった。自分でもそれがすごく嫌だ。嫌なのに、勝手に傷ついて、涙が出てくる。嫌だ。



今日は勉強が全く進まなかった。ずっと頭が痛い。集中力がないからか、物覚えも悪くなった。そんな自分に呆れて、鬱々としている。なんだか良くない。



多少無理をしてでも外に出ると気分が変わったりする、と思いながら、明日外に出る勇気が湧かない。明日の予定が決まらなくて、心がざわざわする。

結局昨日外に出て人に会ったら、今日後悔することになってる。



内容が暗くなってきた。ここでは暗いことを吐き出してもいいから、最後だけは明るい気持ちになれるようなことを書こう、そう意識をしているけれど、今日は何も明るい言葉が出てこない。



うーん。

マウントレーニアのCMが好きだ。なんだか、明るくて。来世は花屋さんになりたい。




自分のペースで


自分のペースで、とよく言われるけど

それがわからなくて困ってしまう。



今日は起きた時から少し調子が良かった。空も晴れていて、カーテンも窓も開けた。


昨日の夜、久しぶりに処方されてる睡眠導入剤を飲んだら、夜中に吐き気を催して、意識が朦朧となりながら、しばらくえづいていた気がする。朝起きても少し吐き気みたいなのが残っていたけれど、その割に気分は悪くない。



今日なら大丈夫、という気がして、大学に行った。

うまい具合に会いたくない人?会いづらい人には会わず、会いたい人に会えた。

ちょうどよく指導教授の先生がいらっしゃったので、近況報告。

行く前は何を話したらいいか、と悩んでいたけれど、行ったら行ったで、先生が話を促してくれるから、思ったよりするすると話せた。


けれど、やはりトラウマになったと思われる一件について最低限のところだけ話そうとした時、思考が急停止してじわじわと過呼吸になってしまった。


先生の前で取り乱すのだけは勘弁と思っていたのになあ



結果的に、素直に話しすぎてしまったという後悔や、先生私に呆れたんじゃないかなという不安は残って、それら引きずってやや情緒不安定。

修論についての問題もさほど解決されとは言い難い。モチベーションは多少回復したような気もするけれど、また明日からどうなっていくかはわからない。

依然として修論テーマは決まってないし、対象への関心もまだふわふわな状態。



とにかく、逃げないで学校に行った、というその事実で今日の自分の頑張りを認めてあげたい。

研究室にいた先輩や後輩とも、意外と笑顔で話せたから、きっと大丈夫。



今日はおわり。明日のことは明日考える。


夕はわきてながめさせたまへ

今日は病院に行った。



診察は2回目だったからか、前回よりもかなり短く、5分くらいで終わり、少し唖然とした。


伝えたいことも十分に伝えられず、用意していったメモもちらりと見られただけ

先生になんて伝えたらいいかわからない、と言ったら、病院でうつと言われました、でいいんじゃない、と

なんだか投げやりじゃないかなんて思った。



苦しい思いを沢山して、自分の中では色んな葛藤や不安もあったりしたのに、ちゃんと聞いてもらえてる感じがしないなとか、そもそも本当に今の状態はうつなのか、とか

診察直後はもやもやしたけれど、ネットで調べたら再診なんてそんなものらしい。そんなものなのかな。



学校の臨床心理士の先生にしてもらったカウンセリングがとても丁寧だったから、尚更そう感じたのかもしれない。



病院は薬をもらいにいくところで、色々聞いてもらったり相談するのは学校、と割り切った方がいいのかもしれない。



よく考えたら調子を崩してから、まだ一か月と少ししかたってない。まだ色々と決めつけるのは早い時期ということなのかもしれない。



病院から帰る途中、先生からきたメールに返信をしようと思って、喫茶店に入った。



なんて書いたらいいかわからなくて、打っては消しを繰り返しているうちに、不安やら情けなさで涙が止まらなくなってしまった。



家の外では泣きたくない、という思いがあるのに、ぼろぼろになってしまい、ますます研究室に行く気持ちが萎んでしまった。

こんな調子では、先生の前や研究室でも泣いてしまう。どうしよう。



でも、今週中にはいかないといけない。

とか考えていると、呼吸がうまくできなくなって、胸が苦しくなってくる。



でも、今日という日は無駄ではなかった。収穫はあった。

添削のバイトで、患者の気持ちがわかる医療者云々の話がよく出るけれど、今まで病院にかかることなんてほとんどなかったから、患者の持つ不安とか医療者の対応とかの問題が身近なものとして感じられていなかった。

ああ、こういうことか、と少し身近に感じられるようになった。



こういう小さな経験の積み重ねが、自分を作っていくはず。頑張った経験も、頑張れなかった経験も全部無駄ではないと思いたい。少しずつ前向きになれたらいいな。




ゆっくりお風呂

ゆっくりお湯に浸かるというのはいいもんだ。



今日は(日付が変わって昨日だが)調子が悪かった。

窓から見える空もどんよりした灰色で、なんだか気分も落ち込み気味。

晴れてたら晴れてたで、そのエネルギーに負けてしまったりするのだけれど



とにかく、今日は外に出る気持ちにはなれず、家の中でうだうだとしていた。



自分でも、何をしているんだと思う。

周りのみんなは仕事や就活、バイトに研究と頑張っているのに、自分だけこんな怠けていていいはずがない、落ちこぼれのできそこないだ、とか延々と考える。涙が出てくる。



久しぶりに、ぼんやりと死にたいなあと思った。

今もこの先の未来も、何も明るいことが考えられない。楽しいって何だろう。



でも実際に死ぬ勇気も自傷行為をする勇気もない。

すると、結局自分は逃げたいだけなのか、と思って、また涙が出る。



指導教授から前期休むという手もある、という旨のメールが来た。

先生、一応それも考えたんです。

でも、同期と自分を比べて辛くなってばかりの癖に変かもしれないけれど、同期と一緒に修了したいんです。



こんな中高生みたいな言葉は言えない。



それなら今の状況に甘えてないで、頑張るって決めなきゃいけないでしょって

先生は多分言わないけど

先輩には言われそうだな

何も言い返せない。



それと大好きな先生からもメールが来た。

研究室に顔を出さないから心配してるみたい。

指導教授でもないのに、有難い。申し訳ない。

忙しくしているのかもしれませんね、って書かれてたけど、

先生、私全然忙しくしてないんです。

毎日寝て起きてうだうだして少しだけ本を読んで寝るだけで、何も頑張っていないんです。


腹をくくりますって、3月に先生に言った癖に。全然腹をくくれてない。



一度決めたこともやり通せず、あっちこっちに手を出しては、諦めて。

周りの人には、迷走ばっかりしてる馬鹿なやつ、謎なやつに見えるんじゃないかな、なんてしょうもないことを今日は一日考えてた。



先生と顔、合わせづらいな。



もっともっと顔を合わせづらい人も研究室にはいるけれど。



今日読んでたところに

よろづのこと、いまはのとぢめには、みな消えぬべきわざなり

という言葉があった。


そうだよね、死んじゃったら全部関係なくなるよね、なんて思った。

その登場人物と私の状況は全く違うから、文脈から切り離した一節としてみた場合の共感だけれど。



でも、大好きな先生が、人生でやり直しのきかないことなんてないって、言ってた。でも、一つだけはやり直しがきかなくて、それが自分で命を絶つことだって。



時々ベランダに出て、柵の向こうに行くことを考える。この部屋の高さから落ちても死ねないんじゃないかとは思いつつ、運良く死ねたら、と期待する。



でも、やっぱり死ぬのはだめだなあ。



明日は病院に行く。

うまく自分のこと説明できるか、伝わるか、不安だ。

自分の心と、どう付き合っていったらいいんだろう。

今の自分ってどういう状態なんだろう。

薬ってどう使ったらいいんだろう。



まあ、そこの病院の先生が合わないと感じたら、また別のとこに行けばいいんだから、と気楽に考えようと努める。



気楽に考えることがこんなに難しいって知らなかった気がする。





ざわざわ

今日は調子が良かったはず。

けれど、数時間前から心がざわざわして、思考にもノイズが混じるような感じ。集中もできなくて、ぼんやりしてるけど、なんだか嫌な感じだ。



今日は外出から帰ってきてから、久しぶりの自炊をした。白菜と豚肉だけを入れた鍋、という料理と言えるか微妙なものだけど。



明日は院生の顔合わせがある。

行かなくちゃとは思うけれど。思うんだけれど。

行きたくない。行くのが怖い。

研究テーマに向き合うのが怖い。

他の人が熱量をもって研究に向かっている姿を見るのも怖い。



みんな、研究対象にすごく愛情や好奇心を持っているけれど、今の自分には何もない。



毎日研究対象の作品を読み続けているけれど、読み進めれば読み進めるほど、わからないといった思いとそれに伴う焦燥感と不安感は強くなる。



時々、大好きな先生が面談の中で話してくれた言葉を思い出す。


みんな、あなたの好きなことをやればいいと言うけれど、研究対象への愛情が湧かないんです。他のみんなは対象をすごく愛しているのに、私は多分対象のことがそんなに好きじゃないんです。とかなんとか自分は言ったのだと思う。


そしたら先生は恋愛結婚じゃなくていいんだよ。お見合い結婚でもいいんだよ。と仰った。


多分その言葉には、きっかけがなんだとしても、また、その対象と向き合う中で苦しさを感じることがあったとしても、大切なのはその作品のことを自分なりに理解しようとすることであって、今の時点で作品に対する確固たる愛を無理に持とうとはしなくてはいいんだよ、という意味合いがあったのではないかと、現時点では解釈している。


修論を書き終わった時の自分は、この先生の言葉をどんなふうに振り返っているのだろうか。



 時々先生の言葉を思い出しては、少し胸が暖かくなると同時に、逃げたくないと思う。目の前の色んなことから。

でも今の私の状態は逃げなのかな。恥ずかしくて、情けなくて、先生に会えない。



そもそも修論書けるのかな。

間に合うのかな。

不安は尽きないけど、考え出したらずぶずぶと暗い沼にはまっていくだけなので、思考を切り替えることを意識する。



とりあえず今は生活リズムを整える。

元気になりたい。

 

野菜を食べる。

自炊をする。

元気がない時や余裕がない時こそ、料理や洗濯、掃除を大切にしたいと思う。

なかなか気力が湧かなくて、できない時ばかりだけど。


元気になりたい。

前向きになりたい。



少しだけ

今日は少しだけ調子が良い。



朝はいつも通り起きれなくて、結局昼過ぎに布団から出た。

朝に起きたいという気持ちはあるんだけど。

やっぱり意思が弱いだけな気がしてしまう。



それから大学のカウンセリングに予約の電話をした。担当の先生が今週はいらっしゃらないらしい。困ってしまったけど、新しい先生にこれまでと今のことを一から話すパワーがないので、とりあえず来週に予約を入れた。



それから、薬が残り少なくて不安なので、病院に行く。病院に着いてから、今日が休診日だったことを知る。

調子を崩してから、こういうことが多い。気がする。よく考えずにぼんやり行動して失敗するパターン。前からそんなだった気もするけれど。



外を歩きながら、昨日書いたメモを見る。やらなくちゃいけないことと一緒に、辛い気持ちや、悲しいことが書いてある。

今は多少気持ちがすっきりしているので、本当にこれを書いたのが自分ということに驚く。それくらい苦しそうな昨日の自分。



最近はすこし元気になってきたからか、大丈夫な時と、大丈夫じゃない時の差が激しい。

大丈夫じゃない時は、とにかく不安と焦り、寂しさがすごい。頭もよく働かず、先生にあったらどう説明しようと考えても、思考がストップしてしまう。色んなことが頭の中を駆け巡って、渦巻いている。涙が止まらない。



頭の中のこと、全部話したらきっと相手に迷惑をかけるし、かといって、どれかひとつを話しても、それだけでは不十分で、自分のことを伝えられない。だから、何も話せない。気がする。



自信がなくて、気がする、というフレーズばかり。自分のことなのに変なの。でも、前の自分がどんなふうに毎日生きていたのか、わからない。



元気になりたい。

色んなことを頑張りたい。

毎日笑顔で過ごしたい。



とりあえず

とりあえず、やってみる。

昨日、実家から一人暮らしの家に戻ってきた。

やはり自分以外の人間がいない空間というのはきつい。

去年の春、大学院に進学してこの地にやってきた頃も同じような寂しさや、不安感、落ち着かなさはあったけれど、今感じているものはそれらとはまた違う。

3月の頭くらいにあることがきっかけで、心身の調子を崩した。

むしろ、その前から、去年の夏くらいから、心の疲弊は感じていたけれど、M1は授業やらで忙しく、立ち止まる暇がなかった。実際、適当に授業をさぼったり、自分の趣味をしたりと、それなりに休んでいた。けれど、今振り返ってみれば、完全に足を止めずにいたという訳ではなかった。

けれど、2月になってM1も終わりに近づき、修論や進路について本格的に考え出した頃から、なんだか調子が悪くなった。

思考が定まらない

自信がない

言動に一貫性が保てない

常に他人の行動や他人からの評価を気にする、など。

けれど、大好きな教授や両親の言葉に励まされて、なんとか修論や進路の準備をしていた。

だけど、それも長続きせず、3月の頭あたりに完全に崩れて、足が止まってしまった。

それから大学の相談室(臨床心理士の先生がいる)やメンタルクリニックに行き、中程度のうつ、と診断された。心身が共にずたぼろで、1人ではとてもいられず、3月から実家に帰っていた。

そして、昨日、一人暮らしの家に戻ってきた。けれど、正直、調子は全く良くない。

だけど、授業はもう始まっている。

履修登録の関係もあるから、今週中には研究室に行かなければならない。

これから先、どうなるかわからない。

わからないけれど、とりあえず整理の意味もこめて書いてみた。

嵐が近づいているのか、外の風の音がすごい。

さっき大泣きしたせいか、頭がすごく痛い。

精神安定剤は残りの数を考えると、今はあまり飲めない。

睡眠導入剤を少しだけ飲んだ。

とりあえず、明日は学校に行けなくても、外に出たい。