うつと大学院生の日々のこと

大学院生です。最近うつになったみたい。整理と備忘録として書いてます。

ゆっくりお風呂

ゆっくりお湯に浸かるというのはいいもんだ。



今日は(日付が変わって昨日だが)調子が悪かった。

窓から見える空もどんよりした灰色で、なんだか気分も落ち込み気味。

晴れてたら晴れてたで、そのエネルギーに負けてしまったりするのだけれど



とにかく、今日は外に出る気持ちにはなれず、家の中でうだうだとしていた。



自分でも、何をしているんだと思う。

周りのみんなは仕事や就活、バイトに研究と頑張っているのに、自分だけこんな怠けていていいはずがない、落ちこぼれのできそこないだ、とか延々と考える。涙が出てくる。



久しぶりに、ぼんやりと死にたいなあと思った。

今もこの先の未来も、何も明るいことが考えられない。楽しいって何だろう。



でも実際に死ぬ勇気も自傷行為をする勇気もない。

すると、結局自分は逃げたいだけなのか、と思って、また涙が出る。



指導教授から前期休むという手もある、という旨のメールが来た。

先生、一応それも考えたんです。

でも、同期と自分を比べて辛くなってばかりの癖に変かもしれないけれど、同期と一緒に修了したいんです。



こんな中高生みたいな言葉は言えない。



それなら今の状況に甘えてないで、頑張るって決めなきゃいけないでしょって

先生は多分言わないけど

先輩には言われそうだな

何も言い返せない。



それと大好きな先生からもメールが来た。

研究室に顔を出さないから心配してるみたい。

指導教授でもないのに、有難い。申し訳ない。

忙しくしているのかもしれませんね、って書かれてたけど、

先生、私全然忙しくしてないんです。

毎日寝て起きてうだうだして少しだけ本を読んで寝るだけで、何も頑張っていないんです。


腹をくくりますって、3月に先生に言った癖に。全然腹をくくれてない。



一度決めたこともやり通せず、あっちこっちに手を出しては、諦めて。

周りの人には、迷走ばっかりしてる馬鹿なやつ、謎なやつに見えるんじゃないかな、なんてしょうもないことを今日は一日考えてた。



先生と顔、合わせづらいな。



もっともっと顔を合わせづらい人も研究室にはいるけれど。



今日読んでたところに

よろづのこと、いまはのとぢめには、みな消えぬべきわざなり

という言葉があった。


そうだよね、死んじゃったら全部関係なくなるよね、なんて思った。

その登場人物と私の状況は全く違うから、文脈から切り離した一節としてみた場合の共感だけれど。



でも、大好きな先生が、人生でやり直しのきかないことなんてないって、言ってた。でも、一つだけはやり直しがきかなくて、それが自分で命を絶つことだって。



時々ベランダに出て、柵の向こうに行くことを考える。この部屋の高さから落ちても死ねないんじゃないかとは思いつつ、運良く死ねたら、と期待する。



でも、やっぱり死ぬのはだめだなあ。



明日は病院に行く。

うまく自分のこと説明できるか、伝わるか、不安だ。

自分の心と、どう付き合っていったらいいんだろう。

今の自分ってどういう状態なんだろう。

薬ってどう使ったらいいんだろう。



まあ、そこの病院の先生が合わないと感じたら、また別のとこに行けばいいんだから、と気楽に考えようと努める。



気楽に考えることがこんなに難しいって知らなかった気がする。